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我が家のペットにホタルを飼ったこと

私は昨年の梅雨時に家族4人でキャンプに行きました。
川沿いのキャンプ場で、家から20kmほど山のほうに走った場所にありました。
比較的浅い川を整備してあり、小さな子供でも安全を保てるようになっていました。
しかしながら、その日は前日の大降りだった増水が残っており、川にはあまりは入れなかったので、テントの周辺でバーベキューをしたり、ボールで遊んだりと時を過ごしていました。
夜になると、かなり水が引いてきており、かえるの声や虫の声がたくさん聞こえてきました。
そして、日が暮れるころになるとホタルが飛び始めました。
川の両岸の木々に寄り添うように、時間とともにその数もだんだんと増えて幻想的な風景を楽しむことができました。
テントは川沿いすぐのところに設営したので、近くまで飛んでくることもありました。
そして、子供の背中にまでとまっているのを見つけました。
どうしてももって帰りたいということで、近くの草にとまっていたもう一匹とあわせて、二匹だけ虫かごに入れて、その川の水と一緒にもって帰ることにしました。
寿命が短いことはわかっていたので、できる限り大切なペットとして飼おうと、その生態を調べてみました。
すると、産卵させることもできることがわかりました。
ラッキーなことにその特徴から、もって帰ったホテルはオスとメスであることが判明し、これはぜひ卵を産んでもらおうと家族で世話をすることにしました。
といっても、ホタルはえさを食べるわけでもなく、もって帰った水をタオルに含ませ、そこにオス、メスを一緒に入れておくというものでした。
メスは見た目にも明らかにオスよりも大きく頑丈な体をして、何かやってくれそうな雰囲気をかもし出していました。
そして、乾燥に気をつけながら、そっと、それでいて注目しながらみんなで観察していました。
夜は電気を消して、家族でホタルを囲み、暗いところで光ってくれている姿を、見守りました。
4日目の朝にオスが動かなくなっていました。
メスは健在でしたが、特に変化はありませんでした。
それでも6日目の朝、乾燥していないかと霧吹きをしていたときに、敷いていたタオルを見ると、黄色っぽい塊があるのがわかりました。
もしかして卵かも、大喜びでネット画像と比較してしていましたが、確信はもてませんでした。
しばらくしてメスも動かなくなり、卵が本物であることを願っていたところ、ある朝、容器を見ると小さく動くものがたくさんいました。
そうなのです、とうとう幼虫が誕生したのでした。
家族全員で頭を寄せ合ってしばらくは無言で見つめていました。

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