ペットイメージ

ペットとして飼っていたハムスターのこと

我が家では娘が小学生低学年の頃から、ハムスターを飼いたいと娘からずっと言われ続けていました。
娘のお友達が飼っていたのを羨ましく思っていたのでしょう。
私は、娘が自分で世話ができるようになるまでは飼う事は認めないという方針を貫いていました。
そして、娘が中学2年生になった時に、妻からさすがにそろそろ飼う事を許したらどうかという話がでました。
私は、代わりに世話をみることは絶対にしないこと、最後まで責任をもって世話をすることを条件にハムスターを飼う事を許しました。
実際に飼い始めると、そのかわいらしさに私自身心が和むことがあり、飼ったことは正解だったと思いました。
飼い始めてから半年位経った頃、ハムスターも段々成長してきてその動きが活発になってきました。
そこで、娘が小さい頃遊ぶ時に使っていたプラスチック製の家のおもちゃをケージの中に入れてみることにしました。
そのおもちゃの家は階段状の構造になっていて、ハムスターは楽しそうにピョンピョン飛び回っていました。
しかし、その後思わぬ事件が起こりました。
ある日の朝、娘が悲鳴をあげて大声でパパ、ママと私達を呼びました。
急いで行ってみると、なんとハムスターがおもちゃの家の階段状のところのブロックの隙間に左足を引っ掛けて抜けなくなってしまい、宙ぶらりんの状態でいる光景が目に飛び込んできました。
慌ててすぐに救出しましたが、左足はだらりと垂れ下がった状態でした。
ハムスターも幾分元気がないように見えました。
インターネットで検索して動物病院を探し、予め電話で概要を話しその動物病院へ連れていきました。
先生の診断では、このままだとハムスター自身が損傷した左足を異物と感じて自分で排除しようとしてしまうので、手術をして切り落とすしかないということでした。
最初娘は泣きながら反対していましたが、そうするしか仕方のない事を言いきかせ、手術をしてもらうことにしました。
幸い手術後もハムスターは元気にしていました。
その後は左足がなくなってしまったので、歩く時は不自由そうに歩いていました。
もし仮に私自身の左足がなくなってしまったら、きっと絶望感に襲われ毎日無気力に過ごしているに違いない、いや生きることすら放棄してしまうかもしれないと思ったこともありました。
しかし、ハムスターが何事もなかったように元気に生きている姿を見て心打たれ感動しました。
自分も仕事に家庭にもっと頑張らないといけないと励まされました。
ペットとして飼って本当に良かったと思いました。
その後そのハムスターは普通より長生きをして、3年近く家族の一員として暮らしました。

Copyright(C) 2011 ぺっと.com All Rights Reserved.