ペットイメージ

ペットが私を支えてくれました

以前、うちで飼っていたペットの話をさせていただきます。
うちには雑種のメス猫がいました。
人懐っこいのですが、やはり猫の特徴なのか気まぐれで、基本的には自分がかまって欲しい時だけ近寄って来て、猫なで声を上げるといった感じでした。
もちろん、それも含めてすべてが可愛くて、私にとっては大切な家族でした。
朝になると、日当たりの良い私の部屋にこっそり入ってきて、寝ている私を踏んづけてから、窓際で日向ぼっこをするのが日課でした(笑)なぜかカーテンが好きで、一番上まで登っては降りれなくなり、何度か助けた覚えもあります。
そんな困った一面もありましたが、まだ小さかったせいか、よく動き回って元気な子でした。
当時、私には好きな人がいて、片思いをしていました。
その人には彼女がいて、諦めなくてはいけないと分かっていながら、それでも諦めきれないといった状態でした。
彼は私の気持ちを知っていながら、それでも優しくしてくれます。
当時はそれが嬉しかったのですが、今思うと自分のことを好きだと言ってくれる人を、都合良く繋ぎ止めておきたかっただけなのかもしれませんね。
そんなことにも気付かなかった私は本当にバカで、夜中の3時に呼び出されても喜んでいました(笑)彼とはそんな中途半端な関係をしばらく続けていましたが、ある日突然、彼女にバレてしまったのか、彼の態度が一変して変わってしまいました。
「彼女が大事だから、もう連絡して来ないで」と言われてしまいました。
納得がいかず、何度か話し合おうとしましたが、それでもダメでした。
途方に暮れた私は泣きながら家に帰りました。
正直言うと、家族とはあまり会話がなく、とてもじゃないけど恋愛相談なんて一度もしたこともありません。
夜中だったので友達にも連絡出来ず、一人で帰ったのを覚えてます。
時間も時間だし家族もみんな寝ているので、そっと家のドアを開けたらペットの猫が起きていたらしく、すぐに私のところへ来てくれました。
家のドアを開けると、かけつけてくれることが多いのですが、性格がきまぐれなせいか、すぐにリビングの方へ戻ってしまいます。
ですが、その日は違いました。
私が泣いているのが分かったのか、ずっと私の横にいてくれました。
何をするわけでもなく、ただずっと座っていました。
もう何年も前の話ですが、その日のことは今でも忘れていません。
誰にも相談出来なくて途方に暮れていた時、本当につらくてどうしようもなかった時、私を助けてくれたのはあの子でした。

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